“ポスト上野”17歳後藤&18歳勝股が完封リレー 米国に白星発進

スポーツ報知
7回1死から登板した後藤(右)は、1人を抑えて勝股にボールを手渡す

◆ソフトバール女子 ▽日米対抗戦第1戦 日本4―0米国(20日、東京ドーム)

 日本が5投手による完封リレーで白星発進した。開幕投手を務めた大黒柱の上野由岐子(35)=ビックカメラ高崎=が、東京五輪の最大のライバル・米国を相手に4回3安打無失点、6奪三振の好投。18歳右腕の勝股美咲(ビックカメラ高崎)、この日代表デビューを果たした17歳左腕の後藤希友(みう、東海学園高)という2人の期待の星に、絶対エースの貫禄を示した。

 ポスト上野として期待される18歳右腕・勝股が試合を締めた。7回2死一塁から5番手で登板し、最後の打者を遊ゴロ。初の東京ドームのマウンドに「2年前の東京ドーム(で行われた日米対抗)はスタンドで見ていた。すごい歓声の中で投げられて幸せだった」と笑みを浮かべた。17歳の高校生左腕・後藤も、7回1死から4番手で登板。四球を出したが、次打者から三振を奪って勝股にバトンを渡し「うれしい反面、悔しい気持ちもある」と振り返った。

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