【全米テニス】敗れたキーズ、大坂は「セリーナと互角に戦える」

スポーツ報知

 ◆テニス 全米オープン第11日(6日、米ニューヨーク) ▽女子シングルス準決勝大坂なおみ(日清食品)2(6―2、6―4)0マディソン・キーズ(米国)

 第20シードの大坂なおみ(20)=日清食品=が、日本女子シングルス史上初めて4大大会の決勝に進んだ。第1セット第4ゲームで4度ブレイクのピンチをしのぐと、第5ゲームのブレイクから5ゲームを連取。第2セットも第1ゲームでブレイクに成功し先行すると、第2ゲームは6度のブレイクピンチ、8度のジュースを耐えてキープ。先に決勝進出を決めていた憧れのセリーナ・ウィリアムズ(36)=米国=と「対戦したい」という気持ちを我慢するパワーに変え、16年3回戦で大逆転負けを喫した因縁の相手に一度もブレイクを許さなかった。

 敗れた昨年準優勝のキーズは「ブレイクポイントのたびに彼女が信じられないようなショットを打ってきた。残念だけど、今夜は彼女の方が上だった」と認めた。印象的だったのは20歳で4大大会で初めて準決勝の舞台に立ったとは思えない大坂の精神的な強さ。「信じられない。大舞台が初だなんて思えないほど落ち着いていて、ミスをするようなことがなかった」という。セリーナと大坂の決勝については「とても興味がある。今夜のプレーができるんだったら、彼女はセリーナと互角にやれると思う。家で見るわ」と好勝負を期待していた。

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