富樫勇樹、カタール&イラン撃破でバスケW杯21年ぶり自力出場決める

スポーツ報知
バスケットボール男子の日本代表合宿を終えて、取材に応じる富樫勇樹

 バスケットボール男子の日本代表は5日、都内で、敵地に乗り込むW杯アジア2次予選の残り2試合(21日・イラン、24日・カタール)に向けた強化合宿を行った。日本は現在、6連勝中で勢いに乗っており、F組でW杯出場圏内の3位に付けている。

 対戦相手はくしくも、2月1日に閉幕したサッカー・アジア杯で日本が準決勝で勝利したイラン(3〇0)と、決勝で敗れたカタール(1●3)で、ポイントガードの富樫勇樹(25)=千葉、写真=は「サッカーは最後、カタールに負けてしまったけど、借りを返したい。サッカーファンにも見てもらいたい」と森保ジャパンのリベンジを誓った。

 バスケットボールは、東京五輪の開催国枠が3月に正式決定する。国際バスケットボール連盟の幹部は、ここまでの日本の戦いぶりを高評価し「日本の取り組みに満足している。(開催国枠は)問題ない」としているが、W杯21年ぶりの自力出場を決めて、さらなるアピールにつなげる。

 ◆W杯2次予選の突破条件 日本は現在、6勝4敗でF組3位。イランとカタールに2連勝すれば、W杯出場が決定。また、21日のイラン戦に勝利し、同日に行われるフィリピンが敗れた場合、24日のカタール戦を前にW杯切符を得る。

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