拳四朗、6万4800円勝負弁当…V1戦から1万800円アップ

スポーツ報知
計量後、高級弁当を笑顔で頬張る拳四朗

◆プロボクシング ダブル世界戦 ▽WBO世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)タイトルマッチ 王者・井上尚弥―同級6位・ヨアン・ボワイヨ ▽WBC世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ 王者・拳四朗―同級11位・ヒルベルト・ペドロサ(30日、神奈川県・横浜文化体育館)

 勝負メシの“階級”が上がった。減量に耐えた拳四朗は、東京・西麻布の焼き肉店「けんしろう」の超高級弁当を食べ、「うま! これはエグいな。こんなの食べたことない」と、ヨダレを垂らして喜んだ。

 5月の王座奪取時に祝勝会で利用したのが縁で、10月のV1戦に続き前日計量後の恒例となった。前回も三段重ねで、山形牛のシャトーブリアン(ヒレ中央部)丼、牛タン丼は同じだったが、今回はシャトーブリアンのハンバーグがついた。体温で溶けて水分となるため、減量を終えたボクサーの体も気遣われている。値段は前回より1万800円高い6万4800円。「ハンバーグでは日本一高いかも」と話す同店担当者の隣で、「食感は肉っぽいけど軟らかい」と“食レポ”するほどだった。

 V2戦用の特注でトリュフを混ぜ込み、高級な香りも漂う一皿。「リラックスできている。KOで勝って目立ちたい」と、万全の準備を整えた。(浜田 洋平)

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