村田諒太、沖縄2次合宿に出発 テーマは「どうやったらお尻の筋肉を使えるか」

スポーツ報知
沖縄へ出発した村田諒太

 プロボクシングWBA世界ミドル級王者・村田諒太(32)=帝拳=が31日、羽田空港から9日間の沖縄2次合宿に出発した。2週間前に行った1次合宿では、長距離走で心肺機能に負荷をかけるトレーニングが中心だったが、今回は強度を上げた短距離走などで体作りに励む。

 前回は他の選手とともに汗を流したが、今回は中村正彦フィジカルトレーナーと村田だけ。「マンツーマンだからこそできることがあるし、自己中心的に動ける」と個別指導を歓迎。「どうやったらお尻の筋肉を使えるか」をテーマの一つに掲げ、「もしかしたら、走るの速くなって帰ってくるかも」と笑顔を見せた。

 4月15日に同級10位エマヌエーレ・ブランダムラ(38)=イタリア=との初防衛戦(神奈川・横浜アリーナ、報知新聞社後援)を予定。勝てば、ミドル級では日本人初の防衛成功となる。映像で相手の研究を進めており「ちょこまか動いて相手のパンチを避ける。耐久力はないけど、技術、スピードはある」と分析。「対策は少し具体的になってきた。頭を倒す位置が一定なので、想定しやすい。スタイル、イメージをつかめてきた。その辺りも頭に入れながら、合宿に行きたい」と話した。

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