比嘉、前日計量一発クリア 具志堅会長は挑戦者に珍プレゼント「メキシコにない沖縄のタコス」

スポーツ報知
計量をパスした比嘉(左)と挑戦者フエンテス

◆プロボクシング 世界戦 ▽WBC世界フライ級(50・8キロ以下)タイトルマッチ 王者・比嘉大吾―同級9位モイセス・フエンテス(4日、沖縄・沖縄県立武道館)

 WBC世界フライ級タイトルマッチの前日計量が3日に沖縄・那覇市内で行われ、2度目の防衛戦に挑む王者・比嘉大吾(22)=白井・具志堅スポーツ=はリミットの50・8キロ、同級9位のモイセス・フエンテス(30)=メキシコ=は50・6キロでそれぞれ一発パスした。

 比嘉陣営の具志堅用高会長(62)はメキシコ人のフエンテスにタコスをプレゼント。「オー! グラシアス!!(ありがとう)」と、戸惑いながらも喜ぶ挑戦者に、同会長は「最高のタコスですよ! メキシコにはない沖縄のタコス。お店で作って持って来てもらった」と興奮気味に話した。

 比嘉がKOで勝てば、15連続KO勝利の日本記録に並ぶ。37年ぶり4度目の沖縄開催の世界戦へ、比嘉は「100%のコンディションにして、KOで勝つ」と宣言した。

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