村田諒太、2次合宿公開 階段2000段ダッシュで心臓バクバク「ラウンドよりきつい」

スポーツ報知
沖縄合宿で上り坂を走る村田諒太

 WBA世界ミドル級王者・村田諒太(32)=帝拳=が5日、沖縄・国頭村での2次合宿を公開した。同級10位エマヌエーレ・ブランダムラ(38)=イタリア=との初防衛戦(4月15日、横浜アリーナ=報知新聞社後援)に向け、2000段の階段ダッシュをしたことを明かした。

 階段ダッシュは一気に心拍数を上げ、ラウンド中の激しい動きを再現することが狙いだ。合宿中に1日だけ敢行した。200段を計10本、しかも1本1分のハイペース。「ラウンドよりもきつい。心拍数はこんなに上がらない」と悲鳴を上げるほどだったが、中村正彦フィジカルトレーナーは「これから質の高い練習をできるようにもなる」と体力強化の意図を説明した。

 村田は4日にテレビ解説で比嘉のV2戦に駆けつけた。自身も米ラスベガスで戦った経験から、比嘉が米国の世界戦を視察することについて、「行けば注目される。見ることで世界観が変わる」と太鼓判を押す。自身は、勝てばミドル級では日本人初の防衛成功となる。この日は坂道ダッシュでトレーニング。「そのうち“万里の長城トレ”とかになるかな」と冗談を飛ばしつつも、快挙へと駆け上がるべく鍛える。(浜田 洋平)

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