山中慎介、高梨沙羅に期待「メダル獲得に一番近い」

スポーツ報知
ミット打ちする山中慎介

 プロボクシング前WBC世界バンタム級王者・山中慎介(35)=帝拳=が12日、同日夜に平昌五輪のスキージャンプ女子で金メダル獲得を狙う高梨沙羅(21)=クラレ=に期待した。連日、熱戦が続く冬の祭典に「高梨沙羅選手には興味がある。(日本勢でメダル獲得に)一番、近いんじゃないですか?」と悲願達成を心待ちにした。

 滋賀・湖南市出身の自身も、実は小学生時代に家族とスキーやスケートを経験。今ではV12を成し遂げたボクサーのイメージだが「町のスケート場に行っていた。長野とかにも」と意外な一面を明かしつつ「さすがにジャンプはしてないですよ」と笑顔を見せた。モーグルにも注目しており「よくあんなに膝を柔らかく使えるなと思う。それをボクシングにつなげられるかというと、難しいけど」と話した。

 3月1日には、昨年8月に敗れた同級王者ルイス・ネリ(23)=メキシコ=との世界戦(東京・両国国技館、報知新聞社後援)を控える。減量は過去の試合と同じペースで進んでおり「これから本格的に落としていく」と順調をアピール。都内の所属ジムでミット打ちなどのジムワークで汗を流した。

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