拳四朗、新奥義で「バッチリ倒す」…4・15V3戦

スポーツ報知
明るくポーズをとる拳四朗(右)と比嘉

◆報知新聞社後援プロボクシング・トリプル世界戦 ▼WBA世界ミドル級タイトルマッチ 王者・村田諒太―同級8位・エマヌエーレ・ブランダムラ ▼WBC世界フライ級タイトルマッチ 王者・比嘉大吾―同級2位・クリストファー・ロサレス ▼WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ 王者・拳四朗―ガニガン・ロペス(4月15日、神奈川・横浜アリーナ)

 WBC世界フライ級王者・比嘉大吾が“羽生道”で16戦連続KO勝利の日本新記録を狙う。フィギュアスケート男子・羽生結弦(23)=ANA=の66年ぶり五輪連覇に感激。19日に都内で発表された同級2位クリストファー・ロサレスとのV3戦で、完勝を誓った。WBC世界ライトフライ級王者・拳四朗(けん・しろう)もV3戦を行い、WBA世界ミドル級王者・村田諒太の初防衛戦と合わせて、トリプル世界戦(報知新聞社後援)となる。

 昨年末に習得した奥義で返り討ちにする。拳四朗は昨年5月の王座奪取時の相手と再戦。前回は判定勝ちだっただけに、「次はバッチリ倒す。最初から『強いんだぞ』というのを伝わらせたい」と宣言した。

 父の寺地永(ひさし)会長(53)も、「(前回対戦時は)最後の打ち合いで相手を負かした。あれを早く出せれば」と分析した。名前の由来は漫画「北斗の拳」のケンシロウ。昨年末のV2戦では4回TKO勝ちし、主人公の必殺技「北斗百裂拳」をさく裂させた。前王者のロペスがまだ見ぬ技でラッシュを浴びせれば、KO勝ちがついてくる。

 今月上旬の長距離走中心の合宿では、4日間で90キロを走破。この日は世界戦で倒した相手の名前を刺しゅうしたネクタイで出席し、「防衛するたびに自信がついている」と笑った。

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