比嘉大吾、沖縄県民栄誉賞は「栄養賞だと思っていた…」具志堅会長ばりの天然伝説残す

スポーツ報知
米国へ出発した比嘉大吾は、星条旗に指をさしてアピール

 プロボクシングWBC世界フライ級王者・比嘉大吾(22)=白井・具志堅スポーツ=が21日、24日に米カリフォルニア州で行われる世界戦「SUPERFLY2」を視察するため、羽田空港から出発した。

 20日には、所属ジムの具志堅用高会長(62)とともに沖縄県民栄誉賞が贈られることが決定。しかし、比嘉は喜びを報告しようと、SNSに「県民“栄養”賞」と投稿した。すぐさま、多数のツッコミが届き「栄養賞だと思っていた。みんなにバカにされて…。携帯が鳴りやまなかった。すごい賞だと思っていたんですけど」と、会長譲りの天然伝説を残した。

 米国の「SUPERFLY2」では、WBCのスーパーフライ級とWBA、IBFのフライ級で3つの世界戦を視察する。具志堅会長は「WBA王者と統一戦をやりたい」と話しており、比嘉が4月15日の同級2位クリストファー・ロサレス(23)=ニカラグア=とのV3戦(神奈川・横浜アリーナ、報知新聞社後援)で勝った後に、米国でのビッグマッチ開催をもくろむ。

 インパクトを残すため、英語のカンペを用意した。「今日、勝った全てのボクサーに私は勝つ自信がある」という言葉だが「まだ覚えられていない。片言でもしゃべれば人気が出ると思う」と、リング上で挑戦状をたたきつける予定。「相手の試合を見て、自分が通用するかどうか知りたい」。4日には、故郷・沖縄で15戦連続KO勝ちの日本タイ記録を達成。日本の誇るKOキングが、米国に殴り込む。

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