大学院生チャンプ・坂本真宏が4・1大阪で初防衛戦 WBOアジア太平洋フライ級

スポーツ報知
4月の防衛戦に向けて意気込むWBOアジア太平洋フライ級王者の坂本真宏(左)と東洋太平洋バンタム級王者のマーク・ジョン・ヤップ

 六島ジムは21日、WBOアジア太平洋フライ級(50・8キロ以下)王者の坂本真宏(27)=六島=が、4月1日に大阪・住吉区民センターで同級5位のウィチャー・プーライカオ(36)=タイ=との初防衛戦を行うと発表した。ウィチャーは世界挑戦の経験もあるベテラン。大阪市内の同ジムで会見した坂本は「プレスをかけて(距離を)つぶしていく。右ストレートか左フックで倒したい」とKOでのV1を誓う。

 坂本は大阪・堺市出身で現在、大阪市立大の大学院工学研究科修士2年。文武両道のチャンプは「どんどんファイトマネーを稼いで、奨学金を返したい」と笑った。WBO世界フライ級ランクでは9位に入っており、六島ジムの枝川孝会長は「今回防衛したら、次戦で世界王座に初挑戦させたい」と期待を寄せる。通算成績は坂本が11勝(7KO)1敗、ウィチャーが60勝(24KO)9敗2分け。

 また、坂本と同僚でフィリピン国籍の東洋太平洋バンタム級(53・5キロ以下)王者のマーク・ジョン・ヤップ(29)=六島=は4月4日、東京・後楽園ホールで同級8位の中嶋孝文(33)=竹原慎司&畑山隆則=とのV3戦を行う。

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