伊藤雅雪、9回TKOで“世界前哨戦”に勝利「僕もどんな状況でも戦う」

スポーツ報知
9回、伊藤(左)の左パンチがプトンの顔面にヒットする

◆報知新聞社後援ダイナミックグローブ ▽ライト級10回戦 ○伊藤雅雪(9回1分56秒TKO)ベルゲル・プトン(3日・後楽園ホール)

 WBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級王者の伊藤雅雪(27)=伴流=が、自身で世界前哨戦と位置づける一戦を勝利で飾った。フィリピンフェザー級7位ベルゲル・プトン(28)=フィリピン=とのノンタイトル10回戦で9回1分56秒TKO勝ち。主要全4団体で世界ランク入りしている実力を見せた。伊藤の戦績は23勝(12KO)1敗1分け。プトンは17勝(8KO)10敗。

 伊藤は9回に右ストレートから連打を浴びせ、最後は左フックで3度目のダウンを奪ってTKO勝ちした。元WBC世界バンタム級王者・山中慎介の所属する帝拳ジムにスパーリングなどで出稽古に行くことがあり、山中とは後援会が同じという縁で面識がある。1日の山中の世界戦をテレビ観戦し「僕もどんな状況でも戦う。間違いなく世界を取れる実力をつけたい」と世界初挑戦の機会を待つ。

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