伊藤雅雪が世界前哨戦でTKO勝利

2018年3月4日0時8分  スポーツ報知
  • 4回、プトンを攻める伊藤(左)

 ◆報知新聞社後援 プロボクシング▽ライト級(61・2キロ以下)10回戦 伊藤雅雪―ベンゲル・プトン(3月3日、東京・後楽園ホール)

 WBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪(27)=伴流=が、自身が世界前哨戦と位置づける一戦を勝利で飾った。フィリピンフェザー級7位ベルゲル・プトン(28)=フィリピン=とのノンタイトル10回戦で9回1分56秒TKO勝ち。主要全4団体で世界ランク入りしている実力を見せた。伊藤の戦績は23勝(12KO)1敗1分け。プトンは17勝(8KO)10敗。

 序盤から主導権を握ると、7回に左右のボディーで2度目のダウンを奪い、9回には右ストレートからラッシュを浴びせて試合を決めた。勝利のゴングが鳴っても、首をひねって内容に納得しない様子。「欲をかきすぎた。相手もタフだったし、僕も下手くそだった。もっと極めて、世界王者を間違いなく取れる実力をつけたい」と謙虚に振り返った。

 WBO世界スーパーフェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が階級を上げることを示唆しており、空位になれば同級1位の伊藤に王座決定戦のチャンスが巡ってくる可能性がある。「もっとスタミナをつけて、確固たるパワーをつけないと。まだ小手先でやっている。そこで一歩抜ける力をつけないと、(世界王者は)簡単じゃない」と話した。

 昨年12月には、米ネバダ州ラスベガスで王座奪取に成功した尾川堅一(30)=帝拳=の試合を現地で生観戦した。「良い指標になった。ああいう大きな舞台に立ちたい」と刺激を受けて帰国。「そこ(世界王座)だけは必ずつかまなければいけない」と成長を誓った。

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