初防衛の竜也、“本家山中魂”託された

スポーツ報知
初防衛から一夜明けて会見したWBO世界ミニマム級王者の山中竜也

 18日のWBO世界ミニマム級タイトル戦で初防衛した王者・山中竜也(22)=真正=が、同姓でWBC世界バンタム級王座12度防衛の山中慎介(帝拳)の父・昭則さん(66)から“本家継承”を託された。真正ジム・山下正人会長と親交のある昭則さんは、山中竜がカジェロス(メキシコ)を8回終了TKOで下したV1戦を生観戦し感激。同会長によると、昭則さんは「これからはこっち(竜也)がホンマの山中や」と引退表明した山中慎に代わる活躍を期待した。

 山中竜はこの日、神戸市内で一夜明け会見。「試合後は好きなスイーツを食べ、ぐっすり眠れた。(山中慎に)少しでも近づきたい」。V2戦は8月頃、神戸で無敗の同級1位・ロベルト・パラデロ(21)=フィリピン=との指名試合が有力だ。

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