京口紘人「当たり前」計量パス…前日昼まで1・8キロオーバーもさすがプロ

スポーツ報知
計量をパスしポーズをとる京口

◆報知新聞社後援 プロボクシング ダブル世界戦 ▽IBF世界ミニマム級タイトルマッチ 王者・京口紘人―WBOライトフライ級8位、IBF同級10位・ビンス・パラス(20日、東京・大田区総合体育館)

 京口が王者のプライドをにじませた。リミットちょうどの47・6キロで計量をパス。前日昼の時点では1・8キロオーバーだったが、キッチリ合わせてきた。世界戦ではこのところ体重超過問題が頻発。「周りがナーバスになっていた。心配されるのは仕方ないが、自分はプロボクサーらしく落とし切った。当たり前のことをやっただけです」と、クールに言い切った。

 今回のV2戦はテレビの生中継がなく“師匠”の辰吉丈一郎からも「え? 映らんの?」と反応があった。「将来的にメインで生中継? 欲を出せば…そうですね」。防衛を果たし、将来的には地元・大阪で凱旋マッチを行う夢も明かした。

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