田口良一、判定で敗れる 1ポイント差3-0
スポーツ報知
◆報知新聞社後援 プロボクシング ダブル世界戦 ▽WBA・IBF世界ライトフライ級統一王座防衛戦 判定3-0 ●WBA・IBF王者・田口良一―○IBF6位・ヘッキー・ブドラー(20日、東京・大田区総合体育館)
ダブル世界戦(報知新聞社後援)は20日、東京・大田区総合体育館でゴング。
統一王者・田口良一(31)=ワタナベ=とIBF同級6位ヘッキー・ブドラー(30)=南アフリカ=が2つのベルトを懸けて対戦、田口は判定で敗れた。
田口はしつこく攻めてくるブドラーのパンチに防戦一方、コーナーに追い込まれるシーンを何度も見せた。「手数で負けている」とセコンドの指示も飛んだが田口の調子は上がらなかった。
頭を振りながら、疲れを見せずにパンチを繰り出すブドラーに田口は終始押し込まれた。
12回にはダウンを奪うがレフリーの判定はスリップ、カウントされなかった。試合終了後、スリップダウンはダウンに訂正されたが、判定は覆らずわずか1ポイント差でベルトを失った。