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“ベストバウト総選挙”候補、武藤VS高田は年間最高試合ではなかった…金曜8時のプロレスコラム

2017年3月31日8時0分  スポーツ報知
  • 高田延彦(左)VS武藤敬司(1995年10月9日、東京ドーム)

 今月13日未明に放送され大反響を巻き起こした「史上初!現役・OBレスラー200人&ファン1万人が選ぶプロレス総選挙」(テレビ朝日系)の話題を今週も引っ張りたいと思う。3週目だが、ぎりぎり年度末なので余韻に浸ってみたい。

 先週は「もしも『覆面レスラー総選挙』があったら」というネタで書いたところ、「最高試合総選挙」「最強外国人総選挙」「最強タッグ総選挙」もやってほしいというコメントが寄せられた。最も票数が伸びたのが、最高試合(ベストバウト)だった。

 こればかりは、プロレス大賞(東京スポーツ新聞社制定)の年間最高試合を参考にせざるを得ない。選考委員をさせてもらったご縁から引用させて頂こう。第1回は1974年のアントニオ猪木VSストロング小林。これはプロレス史に残る名勝負だろう。77年のジャンボ鶴田VSミル・マスカラスも有名だ。この8月25日、田園コロシアム決戦は日本テレビが中継したことから、報知新聞社も後援した大会だったことはあまり知られていない。

 タッグマッチはのぞくとして、82年のジャイアント馬場VSスタン・ハンセン、そして83年の藤波辰巳VS長州力は名勝負数え唄と呼ばれた。85年のジャンボ鶴田VS長州力、86年の藤波辰巳VS前田日明は、東都大会ではない、大阪城ホール決戦だった。

 91年の天龍源一郎VSハルク・ホーガン、93年の天龍源一郎VS長州力、00年の佐々木健介VS川田利明は、東京ドームでの年間最高試合。ドームのことを思い出して、ふと95年10月9日の武藤敬司VS高田延彦の試合が入っていないことに気がついた。95年は川田利明、田上明VS三沢光晴、小橋建太の四天王タッグマッチがベストバウトだった。新日本プロレス対UWFインターという決戦という話題性よりも、四天王の試合内容が重視されたのだった。

 ここは新日本と全日本のファンの間で意見が分かれることだろう。ほかにも入っていない試合はいくつかある。81年のスタン・ハンセンVSアンドレ・ザ・ジャイアント。この年はジャイアント馬場VSバーン・ガニア(馬場の3000試合連続出場記念マッチという話題性があった)。

 今回もどれが一番という私見を述べるのはやめておこう。どんどんネット論争をして頂きたいと思う。(酒井 隆之)

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