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いよいよG1がクライマックス!オカダVSオメガの公式戦最終戦はベストバウトになるか…金曜8時のプロレスコラム

2017年8月11日8時0分  スポーツ報知
  • オカダ・カズチカVSケニー・オメガ(今年1月4日、東京ドームでの入場前シーン)

 新日本プロレスの夏の本場所「G1クライマックス27」が13日に東京・両国国技館で優勝決定戦を迎える。公式リーグ戦は11日のAブロック最終戦と12日のBブロック最終戦(ともに両国国技館)を残すのみとなった。

 プロレスの公式リーグ戦は、力道山のワールド大リーグ戦(日本プロレス、1959年)がルーツで、新日本プロレスではワールドリグ戦、MSGリーグ戦、IWGPリーグ戦、全日本プロレスでは、チャンピオン・カーニバル(リーグ戦ではなかった時期も)が昭和の時代を盛り上げ、平成はG1クライマックスが27年にわたって最高峰の戦いを見せている。

 8日終了時点の星勘定では、優勝決定戦進出者は4人に絞られており、11日のAブロック公式戦、棚橋弘至(6勝2敗=12点)VS内藤哲也(6勝2敗=12点)と12日のBブロック公式戦、オカダ・カズチカ(6勝1敗1分け=13点)VSケニー・オメガ(6勝2敗=12点)が、事実上の優勝決定戦進出者決定戦(準決勝)と言うことができそうだ。

 新日本プロレスの特設サイトでは、決勝カード予想のツイッター投稿で優勝者のサイン入りTシャツプレゼントという企画を展開していたが、応募締切が8日23時59分までだったから、8日のリーグ戦の結果を待てば、この2試合を予想するだけでいいことになる。

 IWGPヘビー級王者のオカダ、IWGPインターコンチネンタル王者の棚橋、IWGP・US王者で昨年G1覇者のオメガ、そして昨年プロレス大賞MVPの内藤の4強の勝ち上がりは、一見、予定調和のようだが、ここからの2試合と優勝決定戦の予想がつかないのだ。

 開幕前のこのコラムで、今年のプロレス大賞ベストバウト(年間最高試合)は、優勝決定戦ではなく、公式戦から出るかも、と書いた。昨年のベストバウトは開幕戦(7月18日)での公式戦、丸藤正道(プロレスリング・ノア)VSオカダ・カズチカ(丸藤が19分7秒、ポールシフト式エメラルドフロウジョンからエビ固めで勝利)だったからだ。

 今年も公式戦で熱戦が繰り広げられたが、期待しているのは、最後の公式戦となるオカダVSオメガだ。今年1月4日の東京ドーム大会で、IWGPヘビー級選手権として行われ、46分45秒、レインメーカーからのエビ固めでオカダの勝ち。オカダが「死ぬかと思った」と言い、年始にベストバウト誕生かと言われたこのカードは、6月11日の大阪城ホールでの再戦(タイトルマッチ)で、60分フルタイム引き分けというさらに壮絶な死闘に昇華した。今年3度目の決戦で前2戦を超える試合になるか。

 すでに30分引き分け死闘は、8日に横浜文化体育館で行われた公式戦でオカダと鈴木みのるが演じている。時間切れではない劇的結末を両雄は、どんな形で見せてくれるだろうか。いや、これまでの他の公式戦でベストバウトにノミネートすべき一番があったかもしれない。クライマックスを前に、ネット上で大いに論争してもらいたい。(酒井 隆之)

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