【箱根駅伝】拓大・岡田監督「本当によく頑張ってくれた」各校監督コメント

スポーツ報知
往路ゴール手前で4位を争う拓大・戸部凌佑(左)と法大・青木涼真

◆報知新聞社後援 第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)(2日、東京・読売新聞東京本社前―芦ノ湖、5区間=107.5キロ)

 ▽4位 拓大・岡田正裕監督(72)

 「本当に選手がよく頑張ってくれた。5人全員が設定タイムより20秒ぐらい上回った。合計で2分ぐらい設定タイムよりも早かった(往路5時間33分5秒)。12月の徳之島合宿ではエントリーメンバーの16人全員が31キロ走を走ってくれた。(10年の)就任後、徳之島合宿でメンバー全員がしっかり31キロ走を走ったのは初めて。普段から『故障をしたらただの人だ』と言っていた。各自がケアをよくしてくれた。復路はなんとか我慢のレースでシード権を取りたい。(拓大の総合)過去最高成績は7位。1つでもそこを上回れたら」

 ▽7位 日体大・渡辺正昭駅伝監督(55)

 「(往路7位に)2、3区で思いのほか離されてしまいました。それでも、5区の小町が頑張ってくれました。5区を予定していた辻野主将は、10月からあまり足の状態が良くなくて。小町は1年生の時(5区区間19位)のリベンジに燃えて、集中して走れていましたね。復路でも総合3位以内を目指したい」

 ▽10位 中大・藤原正和駅伝監督(36)

 「新チームになって難しい時期もあったが、(昨年の)夏前あたりから、主力かどうかに関係なくチーム一人一人が責任を持って強くなっていこう、やってやろうという気概を持ち、チーム状況が良くなった」

 ▽13位 駒大・大八木弘明監督(59)

 「(往路13位と出遅れ)5区の走りが全てでしたね。もう一人候補が居たんですが、将来も考えて大坪を使った。普通に上ってくれたらいいと考えていたんですが、私の判断ミスだったかもしれない。1区の片西は下級生に負けて、どこか自信ないのかな。2区の山下は経験ないのでまあまあ。来年につなげてくれたら。4区の高本主将で3つ上がって、そのまま逃げ切ろうと思ったのが落としてしまって。悔しい結果でした。採点つけるなら45点くらいかな。復路は何とかシードは取りたい。(左足痛で7区にエントリーされたエースの)工藤は使う予定ですね。6区、7区で10番のシード圏内あたりまでいきたい。7、8番までいく気持ちで頑張っていきたいですね。6区、7区の流れをどう後半の若い選手がキープできるかがカギになりますね」

  ▽15位 神奈川大・大後栄治監督(52)

 「駅伝なので。良かったり悪かったりです。2区の(鈴木)健吾も後半伸びなかったし、3区の越川も20秒くらい遅い。4区の大塚はしっかり走り切ってくれた。そこまでは良かったが、最後5区でブレーキになってしまった。(復路は)こういう状況になると難しい。きっちり一人一人が自分の責任を感じて走っていくしかない」

 ▽18位 国士舘大・添田正美駅伝監督(40)

 「良い流れを切らないために1区を一番のエースに任せた。うちとしては合格点かな。復路も今日みたいに着実にたすきをつなぎたい」

 ▽19位 東京国際大・大志田秀次監督(55)

 「2区まで計算通り。持っている力は出せた。その上で19、20位争いをしているのは、他校がミスのない駅伝をしてきているということ。もう一工夫しないといけないと感じた」

 ▽20位 上武大・近藤重勝監督(43)

 「力負け。完敗。1区は最高のかたちで出て行ったが、2区以降は落ち着いてはいたが集団のなかで置いて行かれた。うちは地力があるわけじゃないので、シードは正直きついけど、来年につながるがむしゃらな走りをしたい」

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