東洋大OB・柏原竜二さん「明日走る先輩は、情けない走りはできないな、と思って欲しい」

スポーツ報知
文化放送の中継に出演した(左から)柏原竜二さん、神野大地、松島茂アナウンサー

◆報知新聞社後援 第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)(2日、東京・読売新聞東京本社前―芦ノ湖、5区間=107.5キロ)

 東洋大時代に箱根駅伝5区で4年連続区間賞で「新・山の神」と呼ばれ3度の総合優勝に貢献し、昨年現役引退した柏原竜二さん(28)が、2日に放送されたラジオの文化放送「第94回東京箱根間往復大学駅伝競走実況中継」(前7時30分)で往路優勝した後輩たちにエールを送った。

 柏原は母校について問われると「東洋は来年以降興味深いチーム。少しずつの積み重ねでチームは強くなる。いいこと悪いことを受け継いでいくことが上級生の仕事だと思います」と話した。

 さらに往路優勝については「明日走る先輩は、情けない走りはできないな、と思ってほしい。それが力にもなる。いい緊張感を持って明日を迎えてほしい」とエールを送った。

 番組には青学大で優勝に貢献した神野大地(24)=コニカミノルタ=も出演。5区で東洋大との差を約1分半詰めた竹石尚人(2年)について「あきらめずに走りきったのは、明日走る選手を勇気づける。あきらめない気持ちが明日につながる。青山学院にとってはいい往路の終わり方」と話していた。

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