【箱根駅伝】6位城西大、5区服部は“山の神”神野の高校後輩「来年は区間新狙いたい」

スポーツ報知
力走した城西大5区・服部は往路6位でゴール

◆報知新聞社後援 第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)(2日、東京・読売新聞東京本社前―芦ノ湖、5区間=107.5キロ)

 城西大は、箱根初出場の服部が5区で健闘した。10位でタスキを受け、猛烈な勢いで山上り。区間7位で往路のチーム最高5位に迫る6位に貢献した。大会前から部員に「お前頼みだからな!」と無用な重圧をかけられたが「ここまで来たらやるしかない」と開き直って快走。「上り坂の練習も、みんなより速く走るのを意識してきた」と汗を拭った。

 「3代目・山の神」の“継続魂”を受け継いだ。青学大OBの神野大地(24)=コニカミノルタ=は、愛知・中京大中京高の3学年先輩。毎朝、同じ時間、同じ距離の練習を続けてきたと指導者に聞かされた。「継続することが一番大事。自分も練習で長い時間走ることを続けた」。予選会で敗れて裏方に徹した前回大会は、観戦に訪れた憧れの人に「調子どう? また頑張ろうな」と声をかけてもらった。

 「自分のことを知ってくれていた」と喜んだが、4代目襲名には「想像がつかない」と苦笑い。「来年は区間新を狙いたい」。「山の神」の称号は、1年後に受け取る。(浜田 洋平)

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