【箱根駅伝】山梨学院大、16位も2区ニャイロが史上5位タイの13人抜きで区間賞

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2区で山梨学院大・ニャイロ(右)と激しく競り合う拓大・デレセ(カメラ・中島 傑)

◆報知新聞社後援 第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)(2日、東京・読売新聞東京本社前―芦ノ湖、5区間=107.5キロ)

 3年連続の2区を任された山梨学院大のケニア人留学生、ニャイロは17位でタスキを受けると、最初の1キロで4人をごぼう抜き。拓大のデレセと中盤まで並走しながら冷静に日本人選手を抜き続けた。トップと57秒差の4位でタスキリレーし、箱根史上5位タイ、13人のごぼう抜きを演じた。

 青学大の森田と同タイムの1時間7分15秒で初の区間賞も獲得。「区間賞は絶対欲しかった」と笑った。ごぼう抜き13人は2区の区間記録保持者でもある同校OBのM・モグス(31)が持つ12人を超え同大学最高記録。3区以降で失速して16位に終わったが「今度はタイムでもモグスさんを超えたいですね」と前向きだった。

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