【箱根駅伝】2年ぶり出場、中大はシード圏内10位 藤原監督「いい形で復路につながった」

スポーツ報知
中大3区の中山顕

◆報知新聞社後援 第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)(2日、東京・読売新聞東京本社前―芦ノ湖、5区間=107.5キロ)

 前回、大会最長の連続出場記録が87で止まり、2年ぶり出場の中大はシード圏内の10位。藤原正和駅伝監督(36)は「長い伝統が一度途切れて“新生・中大”で一年やってきた。いい形で復路につながった」と手応え。左足の故障明けの3区・中山の区間6位の好走などで最多V14度を誇る名門が復活ののろしを上げた。

 2年生主将の舟津を中心に「スリッパの乱れは心の乱れ」として、げた箱からのはみ出しや1センチのズレも許さないほど規律面から徹底。合宿にゲームを持ち込んだ3年生の堀尾に1か月の外出禁止処分を科すなど一切妥協はなし。その堀尾が2区で区間8位と意地の走りで応えた。「復路も全員で攻めて、シード権を獲得したい」と指揮官は手綱を引き締めた。

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