【箱根駅伝】東洋大10区に小笹主将 青学大エース下田8区登場 30歳・渡辺は7区…区間変更

スポーツ報知
青学大・原監督と下田(右)

◆報知新聞社後援 第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)(3日、芦ノ湖―東京・読売新聞東京本社前、5区間=109.6キロ)

 第94回東京箱根間往復大学駅伝競走は2、3日、東京・千代田区大手町の読売新聞社前~神奈川・箱根町の芦ノ湖を往復する10区間217・1キロで開催。3日の復路で当日変更される選手が発表された。

 往路を制した東洋大は10区に主将の小笹椋(3年)を起用。チームスローガンの「その1秒をけずりだせ」を体現する魂の走りで4年ぶりの総合優勝を狙う。

 往路優勝の東洋大を36秒差で追う2位の青学大は、8区に満を持して、マラソン10代日本最高記録(2時間11分34秒)保持者の下田裕太(4年)を投入した。7区は好調の林奎介(3年)。最終10区は故障の吉永竜聖主将(4年)に代え、橋間貴弥(3年)を抜てきした。総力戦で大会史上6校目の4連覇を目指す。

 東京国際大は実業団を経て入学した30歳のオールドルーキー渡辺和也は7区に出場する。

 箱根駅伝は例年、12月10日に16人を選手登録。同29日に1区~10区と補欠6人を登録する。往路(2日)、復路(3日)ともにスタート(午前8時)の1時間10分前に当日変更が可能。ただ、変更は区間登録選手と補欠登録選手の交代だけで区間変更はできない。交代は往復路合わせて4人まで。主力選手を補欠登録し、勝負区間に投入するなど戦術的な理由による変更が可能。各校の駆け引きや当日変更のドラマも見所のひとつとなっている。

 復路の当日変更で出場する主な選手は以下の通り(カッコ内は変更で出場しない選手)。

 ▽青学大 7区・林奎介(神林勇太)、8区・下田裕太(山田滉介)、10区・橋間貴弥(吉永竜聖)

 ▽東洋大 10区・小笹椋(中村拳梧)

 ▽東京国際大 7区・渡辺和也(山田大地)

スポーツ

×