「山の神で終われない」神野NZ合宿出発 東京マラソンで“サブテン”だ

スポーツ報知
ニュージーランド合宿に出発した神野大地と(左)と鈴木健吾

 箱根駅伝「3代目・山の神」の神野大地(24)=コニカミノルタ=、今季神奈川大のエース鈴木健吾(4年)ら4選手が7日、東京マラソン(2月25日)へ向け、日本陸連主催のニュージーランド合宿に出発。神野が母校・青学大に負けない活躍を誓った。

 今度こそ「マラソンの神」を襲名する。初フルとなった17年12月の福岡は「不完全燃焼」で2時間12分50秒の13位。「練習してきたことが出せなかった」と反省しつつ「今回ケガなく練習をこなせれば、2~3分は縮まる」と2時間10分切り(サブテン)へのきっかけをつかみたい考え。

 17年3月の同合宿にも参加した神野だが、初海外合宿だったこともあり、「序盤でケガをしてしまって…。あまりいいイメージはないんです」と苦笑い。それでも、「気候や条件が今回は分かっているので、メンバーと刺激し合いながらやっていきたい」と前向きに話した。

 4連覇を達成した母校については「うれしい反面、自分も『山の神』で終わっちゃいけない」と“卒業”宣言。「マラソンでデカい成果を」と、東京五輪代表選考会のマラソングランドチャンピオン出場権獲得を目指す。

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