池江璃花子がオーストラリア武者修行へ…世界に勝つ泳ぎ身につける

スポーツ報知
日本新記録をマークし声援にこたえる池江璃花子

 競泳のリオ五輪代表・池江璃花子(17)=ルネサンス亀戸=が、1月下旬から2月上旬にかけて、オーストラリア・ゴールドコーストに短期留学することが13日、分かった。リオ五輪競泳男子400メートル個人メドレー銅メダルの瀬戸大也も昨年10月に指導を仰ぎ、08年北京五輪女子個人メドレー2冠のステファニー・ライス(オーストラリア)らを育てた名コーチ、マイケル・ボール氏のもとで、約3週間の強化合宿に励む。所属先の村上二美也コーチは同行せず、武者修行という形で強化を図る。

 今回は池江自身が望んだ短期留学。現在、国内での出場大会は優勝が当たり前となっており、長短水路(リレー含む)合わせ、保持する日本新はこの日で17個。日本での実力は頭一つ抜けているものの、東京五輪では世界が相手となる。関係者は「新しい刺激をもらって帰ってきてほしい狙いがある」と話しており、新たな環境に身を置くことで、スプリント力の向上やトレーニングの視野を広げ、世界に勝つ泳ぎを身につける。

 1月下旬の東京都選手権(辰巳)には出場しない予定。東京五輪での表彰台に向け、新たな挑戦に打って出る。

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