都道府県男子駅伝箱根当日変更の東海大・関 長野チームで志願のアンカー

スポーツ報知
練習後、長野県チームのミーティングに参加する関颯人(中央)ら(左は春日千速、右は矢野圭吾)

 箱根駅伝(2、3日)で1区に登録されながら、体調不良のため当日変更で欠場した東海大の関颯人(2年)が20日、都道府県対抗男子駅伝(21日)の開会式に出席。優勝した昨年10月の出雲駅伝に続き、“Vアンカー”を買って出た。

 連覇を目指すの長野の一員として参加する関は「箱根前より状態はいい。日本のトップ選手と走れるアンカーの7区(13キロ)を志願しました」。昨年10月の出雲駅伝でもアンカーを志願し、区間賞の走りで東海大を10年ぶりの優勝へ導いた。その後、11月に左けい骨を疲労骨折。12月中旬に練習を再開し1区に登録されたが、大みそかに両角速(もろずみ・はやし)駅伝監督(51)から変更を告げられた。「層の厚いチームなので仕方ないと思った反面、やはり悔しかった」。負けず嫌いな性格もあり、年明け2度の長野チーム合宿に参加し、状態を仕上げてきた。「いい形で復帰戦を飾りたい」と意欲を示した。

 2月上旬から4月上旬には「安藤財団グローバルチャレンジプロジェクト」の一環として米国で長期合宿を行う。ボストン室内の3000メートルなどに出場予定。連覇のゴールテープを切り、武者修行に出る。

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