箱根V4青学大が優勝パレード その前には5連覇目指し25キロの走り込みも

スポーツ報知
オープンカーで箱根駅伝4連覇の祝賀パレードに出発する青学大・原監督(右)

 箱根駅伝(2、3日)で史上6校目の4連覇を果たした青学大が28日午後、練習拠点がある相模原市のキャンパス最寄り駅の淵野辺駅周辺の商店街で優勝パレードを行った。

 15年の「ワクワク大作戦」、16年の「ハッピー大作戦」、17年の「サンキュー大作戦」に続き「ハーモニー大作戦」を大成功させた原晋監督(50)は「大型店舗がある中、こちらの商店街はそれぞれのお店のハーモニーで盛り上がっていますね」とあいさつ。地元市民から大歓声を浴びた。さっぱりとした髪形で登場した指揮官は「この日のために今朝、美容院に行ってきました。なかなか、男前でしょう」と話し、さらに観衆を沸かせた。

 華々しい晴れ舞台の裏では、地道な努力を続けている。新主将の森田歩希(3年)をはじめ、3年生以下の選手は、この日もパレードの前に相模原キャンパス内で16キロ走を敢行。ウオーミングアップとクールダウンを合わせれば約25キロを走り込んだ。

 「目指すは宝塚歌劇団です。彼女たちは華やかな舞台の裏で厳しい稽古(けいこ)を重ねている。青学大駅伝チームもそうありたい」。一転、原監督は真面目な表情で語る。吉永竜聖主将(4年)は「すでに新チームは始まっています。来年も優勝してくれると信じています」と後輩たちに史上3校目の箱根V5を託した。その可能性とチャンスは十分にある。

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