パラ陸上の辻沙絵が結婚を発表…リオ・パラでは陸上歴1年半で銅メダル獲得の快挙

スポーツ報知
辻沙絵

 パラ陸上の辻沙絵(23)が9日、公式ツイッターで結婚を発表した。辻は、2016年リオデジャネイロ・パラリンピック陸上女子400メートル(T47・切断など)で銅メダルを獲得した。

 「皆様にご報告です。私、辻沙絵は予てからお付き合いしておりました方と1月28日に入籍致しました。」と書き出した辻。「今後はより一層、陸上女子400メートル技、学業に励み、2020年の東京パラリンピックに向け精進して参ります。まだまだ未熟な私ですが、変わらぬご支援、ご声援を賜りますよう、お願い申し上げます。重本沙絵」と、結婚後の署名とともに報告した。

 辻は、生まれた時から右腕のひじから先がない先天性前腕欠損。函館市立鍛神小学校5年でハンドボールを始め、函館市立本通中学を経て茨城県立水海道第二高に進学。高校総体でベスト8、国体にも出場するなど活躍した。

 日体大に進学後、ハンドボール部と陸上部を兼部していたが、15年に陸上部転向。16年リオ・パラでは競技歴1年半で、陸上女子400メートル「銅メダル獲得」という快挙を達成した。

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