【青梅マラソン】高3の嶋津雄大が10キロ優勝…創価大に進学し箱根目指す

スポーツ報知
男子10キロ優勝の嶋津雄大(カメラ・越川 亘)

 第52回青梅マラソンが18日、東京・青梅市の日本陸連公認コースで行われ、高校生男子10キロの部は嶋津雄大(若葉総合高3年)が30分48秒で優勝した。序盤から皆木晴(駒大高2年)、手嶋駿(国学院久我山高3年)と激しいトップ争いを演じた嶋津は残り500メートルで仕掛け、勝ち切った。昨年大会2位だった嶋津は「今年は絶対に勝つつもりでした」と会心の笑みを見せた。

 嶋津は東京都高校駅伝ではエース区間の1区(10キロ)で2年連続区間賞。1万メートル29分48秒94のベスト記録を持つ実力者のもとには関東の大学15校から勧誘が殺到した。その中で今春、創価大に進学する。「1年目からチームに貢献したい。箱根駅伝では5区を走ってみたいです」と嶋津は意欲的に話す。昨年10月の予選会では12位で敗退し、本戦出場を逃した創価大の瀬上雄然監督(56)は「新人に過度な期待をするつもりはありませんが、1年目からチームの主軸となる実力を持っています」と強力ルーキーに大きな期待を寄せている。

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