【東京マラソン】設楽悠太の恩師、東洋大・酒井俊幸監督「その1秒をけずりだせの走り」

スポーツ報知

 東洋大のチームスローガン「その1秒をけずりだせ」の走りで、日本記録を5秒けずってくれた。32キロ地点の沿道で応援した時、体の軸がブレてきつそうだったが、39キロ地点で見た時は懸命に体を動かしていた。見事でした。ただ、ここがゴールではない。本当の勝負は20年東京五輪。そのためにはMGCを勝ち上がらなければいけない。おごらずに競技に取り組んでほしい。

 今回、悠太の2年先輩の山本憲二もMGCの出場権を獲得したし、兄の啓太もベストを尽くせばMGCに出られるでしょう。卒業生の頑張りに期待しています。昨年9月には桐生祥秀(4年)が日本で初めて100メートルで9秒台に突入しました。今回は悠太がマラソンで16年ぶりの日本記録を更新。東洋大陸上部の後輩にとって励みになります。(談)

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