初マラソンの中村匠吾が日本人トップの7位でMGC切符「声援が力になった」…びわ湖毎日

スポーツ報知

◆びわ湖毎日マラソン(4日、大津市皇子山陸上競技場発着=42・195キロ)

 20年東京五輪代表選考レースの「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」出場権を懸けて行われ、初マラソンの中村匠吾(25)=富士通=が2時間10分51秒(速報値)で日本人トップとなる7位でゴール。MGC出場条件(日本人1~3位、2時間11分以内)を満たし、今大会でただ1人選考レースへの切符をつかんだ。

 26~27キロで先頭集団からは遅れたが、粘りの走りを続けた。37キロ手前で日本人トップを走っていた窪田忍(26)=トヨタ自動車=を逆転。並走していた今井正人(33)=トヨタ自動車九州=も39キロ手前で振り切った。

 中村匠吾「練習はしっかりできていたので、自信を持って走るだけだった。最後ギリギリだったけど、MGCの権利をとれて、次につながるレースになった。ラスト1キロでギリギリだと思った。ここまで来て(権利を)逃したら、もったいないと思った。声援が力になった」

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