リオ1万メートル代表・関根、初マラソン「食らいつく」

スポーツ報知

 マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)シリーズの今季最終戦である名古屋ウィメンズマラソン(11日)の出場選手会見が9日、名古屋市内で行われた。リオ五輪1万メートル代表の関根花観(22)=日本郵政グループ=はマラソンに初挑戦。「積極的なレースで先頭集団に食らいつきたい」とチーム初のMGC切符へ意欲を見せた。

 大きなストライドが持ち味の関根が、スタミナも手に入れた。「(長い)距離を踏めた(走れた)ので、しっかり粘れたら」。国内合宿や米・アルバカーキでの高地合宿は順調に練習を消化。50キロ走もこなしたが「けががないし、オフでも2~3時間走ってる。おもしろいですよ」と高橋昌彦監督も太鼓判を押す。当日は同僚で17年ロンドン世界陸上5000メートル&1万メートル代表の鈴木亜由子(26)らも応援に駆けつける予定だ。昨年大会で安藤友香(23)=スズキ浜松AC=が記録した初マラソン国内最高(2時間21分36秒)更新も視野に駆け抜ける。

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