長嶋一茂、至学館大・谷岡郁子学長の怒りの会見に「4連覇へのリスペクトがなさ過ぎ」

スポーツ報知
谷岡学長

 16日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・前8時)でレスリング女子で五輪4連覇の伊調馨(33)が、日本協会の栄和人強化本部長(57)からパワーハラスメントを受けたとする告発状が内閣府に出された問題を受け、栄氏がレスリング部監督を務める至学館大の谷岡郁子学長(63)の会見を特集した。

 谷岡学長は会見で今回の問題を受け学内での調査は明言しなかった。番組では、会見を受け、告発状を提出した貞友義典弁護士を取材し「調査もせずに否定することはあってはなりません。このような会見をすることは到底許されることではないと思います」と反論していた。さらに「協会の第三者委員会が調査をしようという中でその結論を谷岡学長が受け入れることがないことにつながりかねない」などの懸念も指摘していた。

 コメンテーターの長嶋一茂(52)は、谷岡学長が会見で伊調について「選手なんでしょうか」と発言したことに「選手ですよ。本人が引退会見してないんだから。4連覇している人へのリスペクトがなさ過ぎる」と断じた。さらに会見での発言が「聞き方間違えると、人格否定にもなるし、ヒステリックな部分があって。問題はこの時期ですよね。こんなことやったら余計混乱するし、伊調さんの問題がもっとデカくなっちゃうということも含めて本当はこういう会見は収束させるためにやればいいのに逆になっちゃってる。火に油になっている」と指摘していた。

スポーツ

×