西村拳、東京五輪を見据え“拳”磨く「出場権獲得を早く決めたい」

スポーツ報知
欧州遠征から帰国し、取材に応じた空手の西村拳(カメラ・浜田 洋平)

 空手の日本代表が20日、プレミアリーグ5試合を戦った欧州遠征から羽田空港に帰国した。

 男子組手75キロ級の西村拳(22)=近大4年=は、1月のパリ大会で優勝。1982年世界選手権を制した誠司氏を父に持つことから“空手界のプリンス”と呼ばれ、名前の由来も「父が『拳』の字をつけたかったから」という空手の申し子。7月から20年東京五輪代表の選考対象となる大会が始まるため「出場権獲得を早く決めたい」と気合を入れた。

 今回の遠征で最高3位だった組手の16年世界選手権84キロ級王者・荒賀龍太郎(27)=荒賀道場=も帰国し「7月から本当の勝負になる」と気を引き締めた。

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