桐生祥秀“プロ”の自覚「陸上でも憧れられるように活躍」東洋大卒業式

スポーツ報知
東洋大の卒業式で笑顔を見せる競泳の大橋悠依(左)と陸上の桐生祥秀

 陸上100メートルで日本人初の9秒台をマークした桐生祥秀(22)=東洋大=が23日、日本武道館で行われた卒業式に出席。競泳の17年世界選手権女子200メートル個人メドレー銀の大橋悠依(22)らとともに、学長賞と創立125周年記念スポーツ報奨金を贈られた。

 4年間の思い出を問われ「9秒台を出せたこともうれしいが、ベストを更新できたことがうれしい」と振り返った。日本生命と4月1日からの所属契約を結んでいるが、東京五輪までは東洋大が拠点。「野球とかサッカーのような憧れられるスポーツの選手は、いい車に乗ったりとかいい時計をしている。陸上でも憧れられるようにしっかり活躍したい」と“プロ”としての自覚も口にした。

 シーズン初戦は5月3日の静岡国際(エコパスタジアム)の200メートル。同20日にはセイコー・ゴールデングランプリ大阪(ヤンマースタジアム長居)の100メートルに出場予定で、昨年の世界選手権覇者ジャスティン・ガトリン(米国)と戦う。

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