多田修平、１００Ｍ今季国内初戦は３・２９奈良…シーズン前に会見

　昨夏のロンドン世界陸上４００メートルリレーで銅メダルを獲得した多田修平（２１）＝関学大＝が２６日、兵庫・西宮市内で公開練習と会見を行い、東京五輪でメダルを狙う１００メートルの今季国内初戦が、２９日の「奈良市陸協記録会」（鴻ノ池陸上競技場）であると発表した。追い風参考９秒台や自己ベスト１０秒０７で飛躍した昨季も初戦に選んだ、縁起の良い大会。多田は「昨年はひっそり出場した。今年は注目されているので記録を出さないと」と２月上旬～３月中旬に行った米国、オーストラリア合宿の成果を実戦で確認する。

　公開練習では試行錯誤しながら改良中のスタートを反復。今季は９秒台と日本選手権（６月・山口）、アジア大会（８月、インドネシア・ジャカルタ）の優勝を大きな目標に掲げる。