多田修平 100メートル今季国内初戦は10秒29 向かい風0・8メートル 奈良市記録会で

スポーツ報知
多田修平(中央)は今季国内初戦で100メートルを2本走り、いずれも向かい風の中、午前は10秒42(写真)、午後は10秒29だった

 17年ロンドン世界陸上4×100メートルリレー銅メダリストの多田修平(21)=関学大=が29日、100メートルで今季国内初戦となる「第7回奈良市記録会」に出場し、午前の1本目は向かい風2・4メートルで10秒42、午後の2本目は同0・8メートルで10秒29だった。「まだ60~70%ぐらいの出来。中盤から後半にかけて、もっとスムーズに加速できるようにしたい」とコメントした。

 自己ベスト10秒07や追い風参考ながら9秒台を出すなど躍進した昨季も、同記録会が100メートル初戦(10秒49)。「昨年、この大会から良いシーズンを過ごせたので、また初戦に選んだ。今年は注目されて緊張する」と笑った。2年後の東京五輪へ向け、今季は日本記録(9秒98)更新や日本選手権(6月・山口)、アジア大会(8月・ジャカルタ)での優勝を目指す。

 

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