飯塚翔太が米合宿から帰国 桐生の200m参戦は「みんなと高いレベルで走れるのは良いこと」

スポーツ報知

 陸上の16年リオ五輪男子400メートルリレー銀メダルの飯塚翔太(26)=ミズノ=が31日、米国合宿から成田空港に帰国した。今季は100メートル日本記録保持者の桐生祥秀(22)=東洋大=が、200メートルに積極参戦の構え。200メートル日本歴代2位の自己ベスト20秒11を持つ第一人者・飯塚は「みんなと高いレベルで走れるのは良いこと。やるからには負けないようにしたい。(20秒03の日本記録更新も)常に狙っている。チャンスがあったら、いつでも切れる準備をしたい」と意気込んだ。

 今合宿は、実弟の拓巳(中大1年)が練習パートナー。トップスピード向上のため、全身の筋肉を生かした動きのダイナミックさを養った。合宿中に右腸腰筋を痛めたが「初めて痛めた箇所。(意図する)大きな動きができている(から負傷した)」と、けがにも逆に手応えを深めている。

 負傷箇所の回復を優先し、4月中はレースに出場しない見込み。今季初戦は、早くても地元開催の静岡国際(5月3日、エコパ)となりそうだ。8月のアジア大会(ジャカルタ)が最大目標になる。「個人(200メートル)で勝ちたい。東京五輪まで残り2年になるので、手応えが欲しい」と見据えていた。

スポーツ

×