国士舘大新加入のケニア人留学生・ヴィンセントが青学大勢に“完勝”

スポーツ報知
力走する国士舘大留学生のライモイ・ヴィンセント(先頭)とポール・ギトンガ

 陸上の国士舘大競技会が31日、多摩陸上競技場で行われ男子1500メートルに青学大勢が出場した。吉田圭太(1年)が3分50秒77でチームトップ。主力では今年の箱根駅伝7区区間新の林奎介(3年)が3分53秒17、6区区間賞の小野田勇次(3年)が3分58秒09、2区区間賞の森田歩希(3年)が3分58秒30。原晋監督(51)は「昨年より全体的にいいタイムで仕上がっている」とトラックシーズンへ手応えをつかんだ。

 青学大勢を抑え、3分48秒47で全体トップとなったのは、国士舘大に新加入したケニア人留学生のライモイ・ヴィンセントだ。今月中旬に来日し、初陣となった25日の国士舘大競技会で5000メートル13分43秒02の自己ベスト。この日も初挑戦となる1500メートルで潜在能力の高さを見せつけた。添田正美監督(41)は「頼るのではなく、日本人選手との相乗効果でチームが活性化してくれたら」と、ポール・ギトンガ(1年)との“W留学生”を刺激にシーズンを戦うと話した。

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