入学式から急行、国士舘大ルーキー・ヴィンセントが“ぶっつけ”で14分切り

スポーツ報知
5000メートル最終組に出場し力走する国士舘大のW留学生のライモイ・ヴィンセント(右)とポール・ギトンガ(カメラ・太田 涼)

 陸上の国士舘大競技会が1日、多摩陸上競技場で行われ、男子5000メートルはライモイ・ヴィンセント(国士舘大1年)が13分51秒05で全体トップだった。この日、横浜市内で行われた入学式に出席したヴィンセントは、着替える時間も惜しみスーツ姿で競技場へ急行。ウォーミングアップもほとんどしないままレースに出場し、自己ベストまであと8秒とケニア人留学生が力を見せつけた。添田正美監督(41)は「強風や寒さにも強い。アップもほとんどしてなくて、このタイムはさすが」と目を細めた。

 青学大勢も5000メートルに出場し、ルーキーの湯原慶吾がチームトップの14分14秒25。主力は7日の金栗記念選抜陸上に参戦するためこの日は別メニューだったが、湯原は前日の1500メートルでもチーム3番手の3分52秒80と好タイムを連発。原晋監督(51)は「最後まで力を絞り出す走りができる選手。これからが楽しみ」と笑顔で話した。

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