陸上JR東日本の新監督に都立高校教師が就任

スポーツ報知

 陸上長距離の実業団チームのJR東日本が新監督として、3月末まで東京都立松が谷高教師を務めていた大島唯司氏(43)を招聘(しょうへい)したことが1日、分かった。2日にも正式発表される。

 大島氏は亜大卒業後、強豪のコニカミノルタでコーチとしてニューイヤー駅伝(全日本実業団駅伝)7度の優勝に貢献した。その後、13年に松が谷高の社会科教師に転身。陸上部監督を務め、都立高校を東京有数の強豪校に育て上げた。今年のニューイヤー駅伝出場を逃すなど低迷するJR東日本は、再建の切り札として大島氏に白羽の矢を立てた。

 JR東日本にはマラソンで2時間9分21秒の自己ベストを持つ五ケ谷宏司(30)、順大から加入した新人の花沢賢人(22)らが所属している。強豪実業団コーチ→高校教師・監督という異色の経歴を持つ大島新監督のチーム改革が注目される。

 ◆大島 唯司氏(おおしま・ただとも)1974年9月27日、熊本市生まれ。43歳。熊本高から亜大に進学し、マネジャーとして活躍した。99年にコニカミノルタ入社。2013年に東京都立松が谷高社会科教師に転身。

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