関西プロスポーツに衝撃!異競技三角トレード!?

スポーツ報知
足ではなく手でボールを扱うC大阪・柿谷曜一朗

 エープリルフールの1日、企業のホームページやSNSなどにさまざまな「うそニュース」や「冗談企画」が掲載された。プロスポーツ3チームが、1日限定で“奇跡の三角トレード”を実施。スパイスの利いたジョークですので、お間違いなく!

 大阪・舞洲(まいしま)を活動拠点とするプロスポーツ3チームが衝撃トレードを敢行した。サッカーJ1・C大阪のFW柿谷曜一朗(28)がバスケットボールBリーグ・大阪エヴェッサへ、プロ野球・オリックスの金子千尋投手(34)がC大阪に、大阪エヴェッサのSG橋本拓哉(23)がオリックスにそれぞれ期限付きで移籍すると発表。各チームのエースの、競技をまたいでの転身は大きな反響を呼んだ。

 舞洲は大阪市此花区にある人工島で、オリックス、C大阪、大阪エヴェッサが活動拠点を置いている。オリックスが神戸から拠点を移した昨年からは「舞洲プロジェクト」と題して、3チームで舞洲を「スポーツアイランド」として盛り上げていく活動を行ってきた。今回の手の込んだ“ウソ”も、そのプロモーションの一環として企画された。

 電撃移籍が決まった3選手は、それぞれ移籍先のユニホーム姿を披露し、気合の入ったコメントを発表した。14年に沢村賞を受賞したオリックスの金子が「自分の一番の武器は、やはりゴールキーパーのタイミングを外す変化球になるのではないのかとイメージしています」と話すと、大阪エヴェッサの橋本もかつては阪神・北條史也内野手(23)とバッテリーを組んだ経験を持つことから「今回、幼い頃から中学1年生まで打ち込んできた野球の世界へ、期限付き移籍という形で挑戦することを決めました」と覚悟を語った。

 サッカー日本代表にも選出経験のあるC大阪の柿谷は「ボールの扱いには自信を持っています。俺に手を使わせたら…」と自信満々な様子。検索ワードランキングでは、一時「柿谷」が上位にランクインするなど、異業種がタッグを組んで行ったエープリルフール企画は話題に上った。ネット上にも「だまされてしまった…」「面白くていい」といった称賛の声が多く見られ、初の試みは大成功に終わった。

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