萩野公介、400個メで優勝 瀬戸大也に昨年大会のリベンジ果たす

スポーツ報知
男子400メートル個人メドレー決勝で、優勝した萩野公介。右は2位の瀬戸大也

 ◆競泳 日本選手権 最終日(8日・東京辰巳国際水泳場)

 男子400メートル個人メドレー決勝は、リオ五輪金メダルの萩野公介(23)=ブリヂストン=が4分10秒69で2年ぶりに優勝した。同五輪銅メダルで昨年優勝の瀬戸大也(23)=ANA=は4分14秒01の2位だった。大本命の種目で、ライバル・瀬戸に昨年大会のリベンジを果たした萩野は「タイム的にはもう少しだけど、日本選手権の決勝で勝ち切れたことはうれしい」と笑顔だった。

 今大会は、自身最初の種目となった400メートル自由形で代表権を逃し、続く200メートル自由形を棄権。「久しぶりにいろんなことがあった」と萩野。だが、不調の中でも200メートル、400メートルの個人メドレーで勝てたことには「自信になった部分もある」とうなずいた。パンパシフィック選手権、アジア大会に向けては「この記録じゃ戦えない。(本番までの大会で)ステップアップしていく」と意気込んだ。

スポーツ

×