池江璃花子「やるからにはMVP」…パンパシ&アジア大会代表発表

スポーツ報知
会見でガッツポーズする(前列左から)大橋悠依、池江璃花子、青木玲緒樹、(後列左から)幌村尚、萩野公介、平井伯昌監督

 競泳のパンパシフィック選手権(8月9~12日、東京・辰巳国際水泳場)と、アジア大会(8月18日~9月2日、ジャカルタ)の日本代表チームが9日、都内で発表された。8日までの日本選手権でオール日本新での4冠を達成した池江璃花子(17)=ルネサンス亀戸=は、日本勢2大会連続となるアジア大会MVPに意欲を見せた。

 前回14年の仁川アジア大会では、当時東洋大の萩野公介が4冠を獲得してMVPとなり、2年後のリオ五輪での400メートル個人メドレー金などの大活躍につなげた。池江は「やるからには自分がMVPを取るつもりでレースに臨みたい」。50メートル、100メートルの自由形、バタフライのほかリレーメンバーに選ばれる可能性もある。

 今回から国別対抗戦の要素も盛り込まれるパンパシには、同じ17歳でリオ五輪100メートル自で金、100メートルバタ銀のオレクシアク(カナダ)も出場見込み。「東京五輪を見据えて勝って、(将来的には)世界記録も目指したい」と話した。

 ◆コーチ後任未定

 池江はこの日、中学時代から師事してきた村上二美也コーチの下を離れることを認め、「(所属する)ルネサンスの会社の方針として、2020年に向けてどうしたら一番メダルの可能性があるかを考えて決断した。さみしいし、不安もあるが、やるからには結果を出して恩返しをしたい」と話した。後任は未定。

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