十種競技日本記録保持者の右代啓祐国士舘大講師に就任

スポーツ報知
母校・国士舘大の講師に就任したことを明かした陸上男子十種競技の右代啓祐(右は中村明彦)

 陸上男子十種競技で日本記録保持者の右代啓祐(31)が21日、今年4月から母校・国士舘大体育学部の講師に就任したことを明かした。主に体育実技の指導を週7コマ行い、競技生活と両立させている。前所属のスズキ浜松ACを円満退部し、20年東京五輪へ新たな挑戦を始めた第一人者は「(以前から)指導者になりたいと思っていた。母校では人間形成をしてもらって、世界に羽ばたけた。恩返しができれば」と思いを語った。

 この日は、今夏のアジア大会(ジャカルタ)代表選考を兼ねた東京混成競技大会(東京・駒沢陸)に参戦。前半5種目を終えて3930点を獲得し、首位の中村明彦(スズキ浜松AC)に169点差の2位につけた。「最低でも優勝して、8000点を出したい。笑顔でやりきった、という姿を見せたい」と後半5種目(22日)での逆転Vを見据えていた。

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