全日本初V17歳・素根、世界柔道追加代表からは外れる

スポーツ報知
初出場優勝を達成した素根

 全日本柔道連盟(全柔連)は全日本女子選手権の大会後に報道陣に公開で強化委員会を開き、世界選手権、アジア大会代表を決めた。世界選手権は既に発表済みの6人に加え、3人を選出。2つの階級で選出できる2枠目には、70キロ級の新井、52キロ級の阿部、78キロ超級の素根が候補に挙がり、最初に昨年世界選手権、GSパリなど国際大会で3度優勝の新井を選んだ。

 最後の1枠は阿部と素根の一騎打ち。増地監督は「世界で金メダルを取れる可能性のある選手」と、国際大会の成績、対海外選手の勝率を考慮し、阿部に決めた。阿部と素根の高校生2人は仲がよく、しのぎを削る間柄。同監督は素根らアジア大会代表に、「優勝すれば、来年の世界選手権、20年東京五輪につながる」と期待を込めた。

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