ボルダリングでW杯優勝の楢崎智亜が帰国…次戦中国大会へ「自信をもって臨みたい」

スポーツ報知
スポーツクライミングW杯のボルダリング第2戦で優勝した楢崎智亜と3位の野口啓代

 2020年東京五輪で実施されるスポーツクライミングW杯のボルダリング第2戦で優勝した男子の楢崎智亜(21)=TEAM au=が24日、ロシアから羽田空港に帰国した。

 「めちゃくちゃ気持ちよかった。今年の冬は今までで一番トレーニングをした。その積み重ねが開花した」と2季ぶりの優勝を喜んだ。次戦はW杯中国大会2連戦(5月5~6日、12~13日)が控える。「アジアラウンドは得意なので、自信をもって臨みたい」。2016年に日本人で初めて世界選手権を制したエースが意気込んだ。

 第1戦、第2戦と共に3位だった女子の野口啓代(28)=TEAM au=は「悔しい3位だったけど、いい感覚はつかめた」。東京五輪はボルダリング、リード、スピード3種目の総合成績で争われる。日本代表は第2戦のロシア大会から、ボルダリングと並行してスピードにも挑戦。「スピードを本気で登った後にボルダリングの決勝で、疲労はあった。もっと体力をつけなくちゃ」と課題を口にした。

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