内村が11連覇逃し、新王者に19歳の谷川翔「夢のよう」 白井は2位、女子は村上が3連覇 

スポーツ報知

◆体操 全日本個人総合選手権最終日(29日・東京体育館)

 体操の世界選手権(10~11月・ドーハ)代表選考会を兼ねた個人総合の全日本選手権決勝が行われ、男子は19歳の谷川翔(順大)が予選との合計172・496点で初優勝した。

 白井健三(21)=日体大=が172・164点で2位。11連覇を狙った内村航平(29)=リンガーハット=は171・664点で3位に終わり、国内大会の個人総合で2008年9月の全日本学生選手権の2位以来10年ぶりに敗れた。

 女子は村上茉愛(まい、21)=日体大=が予選との合計112・398点で3連覇。寺本明日香(22)=ミキハウス=が3・502点差で2位、畠田瞳(17)=セントラル目黒=が3位だった。

 谷川翔「まだ実感していません。あのメンバーに勝てるのは考えられないです。内村さんは日本のトップをずっとやってきて尊敬しているので、まさか勝てると思っていなかった。うれしいです。夢のようでした。まだ19歳なので、これから日本のトップでずっといけるいように、東京五輪とかその次の五輪に向かって頑張りたいです」

 村上茉愛「(3連覇について)今日は気持ちに余裕があったので、気持ちよく優勝できました。点数を取りにいった。(最後の演技)床はとにかく見ている人に見せつける演技をしようと思いました」

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