リオ銅・荒井広宙「世界一をとれるならとってみたい」競歩世界チーム選手権に出発

スポーツ報知
世界競歩チーム選手権へ出発した(左から)丸尾、松永、荒井、岡田、小林、藤沢

 競歩の世界チーム選手権(5~6日、中国・太倉)に参戦する日本代表が2日、出発前に羽田空港で取材に応じた。

 16年リオ五輪男子50キロ銅メダルの荒井広宙(29)=自衛隊=は「世界一をとれるならとってみたい。十分チャンスはあると思う。1つでも上の順位をとりたい」と金メダルへ思いをはせた。今大会は、各種目上位3人の成績によるポイントで争う団体戦も行われる。「(金メダルなら)チームのランクも上がる。まずは自分の力を出し切ることに尽きる」とエースの自覚をにじませた。

 男子20キロでは、終盤5キロのスパートへの対応が鍵になりそうだ。リオ五輪7位の松永大介(23)=富士通=は「ペースの切り替えが重要だと思っている」。ベテランの藤沢勇(30)=ALSOK=も「世界が上げてきても、対応できると思う。後半ペースを上げる部分で、過去の失敗も糧に生かせればいい」と話した。

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